紅ズワイガニを食べるなら缶詰？ボイル？紅ズワイガニのおすすめ商品を紹介！
紅ズワイガニは鮮度劣化が非常に早く、そのほとんどが加工されて流通しています。例えば、缶詰やボイル、冷凍などさまざまですが、特徴はそれぞれです。どうやって食べるかや、いつ食べるのかによって選ぶべき商品も異なります。
本記事では、カニ専門店のプロがそれぞれの紅ズワイガニの商品のメリット・デメリットやおすすめ商品について解説します！
紅ズワイガニは何に加工される？
紅ズワイガニは、姿、ポーション（むき身）、フレーク（ほぐし身）のいずれかの形で流通します。その中でもフレークはカニクリームコロッケやカニチャーハンなどさまざま料理に使われます。
一概には言えませんが、姿はボイル、ポーションは冷凍、フレークは缶詰で売られていることが多いです。生の紅ズワイガニはほとんど市場に流通しておらず、12月~2月の時期限定で販売されています。
通販では、生やボイルと記載があってもよく読むと発送方法が冷凍になっていることがあるので購入する際は注意が必要です。
以下では、主な加工品である「ボイル」「缶詰」「冷凍」の紅ズワイガニの特徴とおすすめのカニ味噌商品についてそれぞれ紹介します。
ボイルの特徴
まずは、姿（殻が付いたまま）で流通することが多い、ボイルの特徴について解説します。
メリット
ボイルの最大のメリットはカニの旨味を最大限に味わえることです。紅ズワイガニは甘みが強くジューシーな味わいがあります。缶詰や冷凍と比べると紅ズワイガニ本来の甘みや風味、食感などを楽しめるのは姿のボイルです。
ボイルの紅ズワイガニはすでにプロが塩加減を絶妙に調整して丁寧に茹であげているため、調理不要でそのまま食べられる点もおすすめのポイントです。
デメリット
ボイルのデメリットは日持ちがしない点と、殻を剥く手間がかかる点です。ボイルは購入後2日程度で食べきる必要があります。また、カニを捌いたことがない人は、どうやって食べるのか不安に思うでしょう。
実際には思っているよりも、紅ズワイガニの捌き方は簡単です。以下の記事で詳しく捌き方を解説しているので参考にして下さい。
「紅ズワイガニの食べ方 | カニ専門店おすすめのレシピもご紹介！」
ボイルの紅ズワイガニがおすすめの人は？
ボイルの紅ズワイガニはカニの味をしっかり楽しみたい方やすぐにカニを食べたい方におすすめです。また、お歳暮やお祝いなど贈答用として購入する場合は姿のボイルが喜ばれます。カニをカニチャーハンやカニクリームコロッケなどの料理に使いたい方は無理にボイルを購入する必要はありません。
すぐに食べ切れるか不安な方もマルツでは紅ズワイガニ1匹から購入可能なので、安心して購入できます！
缶詰の特徴
紅ズワイガニの缶詰には棒肉とフレークがあります。ポーションには一部殻を残したハーフポーションと殻を全部剥いたフルポーションがありますが、棒肉はフルポーションと同じ意味です。
メリット
缶詰の紅ズワイガニのメリットは日持ちがする点とどこでも購入できる点です。缶詰の紅ズワイガニの賞味期限は1~3年です。長期保存ができるため、購入しておくと災害時の非常食としても活躍します。
価格は1,000円～5,000円と他の缶詰と比較すると高いですが、スーパーなどで手軽に購入でき、冷蔵庫の場所を取らないのもメリットと言えるでしょう。
デメリット
缶詰のデメリットは食感が楽しめない点です。フレークはもちろん、棒肉の紅ズワイガニもボイルや冷凍と比べると食感は落ちてしまいます。味についてもボイルと比べると見劣りするため、そのまま食べてもカニの旨味は感じにくいでしょう。
缶詰の紅ズワイガニがおすすめの人は？
缶詰の紅ズワイガニは一家に一つは常備品があっても良いかもしれません。カニチャーハンやかに玉、サラダにお吸い物など料理のアクセントとして使うには手間がかからないのでおすすめです。また、賞味期限が長く、手軽に持ち運びもできるため観光地でのお土産やギフトとしても人気があります。
ただし、カニをそのまま食べたい方やカニの味を楽しみたい方にはあまりおすすめできません。
冷凍の特徴
冷凍の紅ズワイガニは一度ボイルしたものを急速冷凍したものと生の紅ズワイガニをそのまま冷凍したものがあります。
メリット
冷凍の紅ズワイガニのメリットは長期保存が可能な点と手間がかからない点です。長期保存と言っても缶詰と比べると短く、賞味期限は1ヶ月ほどです。ポーションのボイル済みを選ぶと解凍するだけですぐに食べられるので手間がかかりません。
冷凍の紅ズワイガニは流通数が多いので、スーパーや通販などで手軽に購入することが可能です。
デメリット
冷凍の紅ズワイガニの最大のデメリットはドリップで味が落ちる点です。解凍時にはドリップといって旨味成分が一緒に抜けてしまいます。缶詰と比べると食感が楽しめますが、味も食感もボイルに軍配があがります。
また、流通量が多い分、粗悪品も多く存在します。写真は美味しそうでも実際は身がやせ細っていたり、実は外国産だったなどトラブルも多いので注意が必要です。
冷凍の紅ズワイガニがおすすめの人は？
冷凍の紅ズワイガニがおすすめの人は、すぐに食べきる自信はないけど、しっかりカニを味わいたい人です。ボイルよりも日持ちがして、缶詰よりも味と食感を味わえるのが冷凍の紅ズワイガニの魅力です。
また、カニの需要期でもある年末年始は漁が休みに入ったり、天候が崩れやすいため、年末やお正月用に流通するのは冷凍商品がほとんどです。冷凍商品の場合は前日から冷蔵庫などで自然解凍して食べるのがおすすめです。年末年始は早めに注文しましょう。
ただし、最近では冷凍の技術が進歩しているとはいえ、ボイルと冷凍では味も食感も全然違うので、まずはボイルの紅ズワイガニを検討してみることをおすすめします！
おすすめのカニ味噌商品
紅ズワイガニは身だけでなく、カニ味噌も美味しく食べられます。姿で紅ズワイガニを購入すればカニ味噌も味わえますが、冷凍や缶詰の紅ズワイガニでは味わえません。
カニ味噌単体で購入することも可能なので、カニ専門店マルツのおすすめ商品をご紹介します。
無添加カニみそ
紅ズワイガニのカニ味噌は、濃厚な口当たりと味で、臭みが少ない特徴があります。そんな紅ズワイガニのカニ味噌本来の味を楽しんで頂きたく、マルツでは無添加にこだわった境港産紅ズワイガニ100％の手作りカニ味噌を販売しています。先代から引き継いだマルツ伝統の味わいです。
お酒のおつまみとしてそのまま召し上がって頂いても美味しいですし、野菜をディップして召し上がって頂いたり、パスタやグラタンなどの料理にもピッタリです。
蟹屋の濃厚かにみそソース（2個セット）
蟹屋の濃厚かにみそソースは、マルツの無添加カニみそとバーニャカウダソースが融合した商品です。商品開発はイタリア南部ソレントのミシュラン店「リストランテ・ムゼーオ・カルーソ」で修業した「リストランテカルーソ」のシェフとコラボし、無添加と手作りにこだわりました。
カニみそを始め、ニンニクやバター、牛乳は鳥取県産、アンチョビ、オリーブオイルはイタリア産を使用し地元食材と本場の味を追求した逸品です。
常温で保存できるためプレゼントやギフトにもおすすめで、手軽に本格的なカニみそパスタも作れます。境港産の紅ズワイガニ100％の濃厚なカニみその味わいをご堪能ください！
紅ズワイガニ通販ならマルツ
紅ズワイガニを手軽に購入したいなら、「マルツ」の通販がおすすめです。マルツは、鳥取県境港にあるカニ専門の老舗で、境港は紅ズワイガニの水揚げが日本一の漁港です。
マルツは、50年以上の伝統と信頼を持つカニ専門店なので、美味しさと鮮度に優れた紅ズワイガニを安心して購入できます。
マルツの紅ズワイガニには以下のような特徴があります。
カニ専門店の目利き
境港は紅ズワイガニの水揚げ量日本一ですが、そのほとんどが加工品などに使われ、姿で流通するのは２％程度です。マルツではそのわずか２％の品質にこだわる「カニ専門店」としての信頼と実績があります。
この道30年以上の目利きのプロが長年の経験値から、みそや身入りが良く鮮度のいいカニ（A級）、そうでないカニ（B級）を１枚１枚選別しています。
11月~12月のハイシーズンには１日に数百枚の紅ズワイガニをボイル、選別し、店頭に並べています。その専門店だからできる圧倒的な数が確かな質の担保に繋がっています。
徹底した鮮度維持
マルツでは鮮度維持を徹底しており、競りから１時間以内に紅ズワイガニを自社専用ボイル釜で茹で上げます。港の近くに工場を構えるマルツだからできる鮮度維持の技術です。
また、仕入れから加工、販売までを自社一貫で行っており、当日発送も受け付けています。鮮度維持が難しい紅ズワイガニも目利きと鮮度維持にこだわるマルツであれば安心して新鮮なカニを楽しめます。
職人が塩加減や温度管理、茹で時間の調整をしながら丁寧に茹で上げるので、調理不要でそのまま食べられるのも嬉しいポイントです！
まとめ
本記事では、紅ズワイガニのおすすめ商品について解説しました。紅ズワイガニにはボイル、缶詰、冷凍などがありますが、カニの食感や味を最大限に味わいたい方にはボイルの紅ズワイガニが最も適しています。
紅ズワイガニはカニ味噌も絶品なので、カニ味噌だけを楽しみたい方はマルツの無添加カニみそもおすすめです。
マルツでは紅ズワイガニが1匹から購入でき、よりお得なセット販売や脚が取れている訳あり品も取り揃えています。
鮮度と品質にこだわるマルツの紅ズワイガニ、ぜひ一度ご賞味ください！