カニといえば北海道?産地ごとの特徴や美味しい県をカニ専門店が紹介!
カニといえば北海道をイメージする人が多いのではないでしょうか。北海道はカニ以外にもたくさんの美味しい食べ物があり、観光地としても有名ですよね。実際に北海道は時期を問わずカニを楽しめるカニの一大産地です。
しかし、北海道だけでなくカニが美味しい県は他にもあります。例えば、鳥取県や福井県も人気の産地ですよ。
今回はカニ専門店のマルツがカニの産地ごとの特徴や美味しい県についてご紹介します。安くカニを購入できる産地直送の販売店も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
カニが一番おいしい県はどこ?
カニが美味しい県は、カニの種類や時期によっても異なります。一概にどこのカニが美味しいとは言えませんが、水揚げ量の多い県ほど美味しいカニが手に入りやすいと言えるでしょう。たくさんのカニの中から良いカニを厳選できるため、美味しいカニが流通します。
美味しいカニを食べたい人は、水揚げ量が多い産地や旬の時期を意識してカニを選ぶのがおすすめですよ。
カニの水揚げ量ランキング
農林水産省によって調査された令和4年度の都道府県別のカニの水揚げ量ランキングは以下の通りになっています。
1位:北海道 5,046トン
2位:鳥取県 2,596トン
3位:兵庫県 2,211トン
1位はやはり北海道が群を抜いた水揚げ量ですね。続いて鳥取、兵庫と、山陰地方が続いてます。その他にも10位以内には島根、新潟、福井、石川などがランクインしています。
カニは日本海を中心に水揚げされ、産地は北海道、山陰、北陸の3つのエリアに固まっています。北海道は毛ガニが占める割合が多かったりと、産地によって特徴が異なります。
それぞれの産地の特徴やカニの種類、旬について一緒に確認していきましょう。
北海道のカニの特徴
北海道は土地が広く全体が海に囲まれているため、カニの水揚げ量だけでなく、水揚げされるカニの種類も多岐にわたります。北海道の中でも、根室や稚内、網走などが産地として有名です。
北海道で有名なカニの種類
北海道では四大カニと呼ばれる「毛ガニ」「タラバガニ」「ズワイガニ」「花咲ガニ」の四種類すべてが水揚げされます。他にも「イバラガニ」や「アブラガニ」なども水揚げされ、さすが年間5,000トンの水揚げ量を誇る北海道です。
そのなかでも一番の水揚げ量は「毛ガニ」です。年間1,500トンを超える量が水揚げされています。毛ガニは他のカニに比べるとカニ身は少ないですが、濃厚なカニ味噌は絶品でカニです。
また国内では、北海道のみで水揚げされる「タラバガニ」と「花咲ガニ」も人気です。タラバガニは大きく、筋肉質なカニ身が特徴で抜群の食べ応えが楽しめます。花咲ガニはプリッとしたカニ身が特徴的で、カニ味噌も美味しいカニです。
北海道のカニの旬
北海道のカニは一年中食べられますが、食べられるカニの種類は異なります。旬の時期以外も海外産や冷凍のカニが出回ることがありますが、旬のカニは絶品なので確認しておきましょう。
毛ガニ:通年(産地によって異なる)
タラバガニ:4月~6月、11月~2月
ズワイガニ:3~5月
花咲ガニ:7月~9月
イバラガニ:12月~3月
アブラガニ: 1月~6月
現地へ行けなくても旬の時期をおさえておけば、通販でも旬のカニを食べられます。新鮮な美味しいカニを食べるためにも旬の時期はしっかりおさえておきましょう。
鳥取(山陰)のカニの特徴
次に、山陰地方のカニの特徴について紹介します。北海道とは異なる種類のカニが水揚げされ、美味しいカニが食べられる人気の産地です。山陰のなかでも特に水揚げ量が多い鳥取県の情報を中心に紹介します。
鳥取で有名なカニの種類
鳥取県はカニ全体の水揚げ量は全国2位ですが、「紅ズワイガニ」の水揚げ量が全国1位の県です。紅ズワイガニは1匹2,000円〜6,000円と他のカニと比べて安くてコスパの良いカニです。水分量が多くジューシーなカニの甘みが感じられるので老若男女に人気があります。
また、鳥取県は高級ブランドガニの「松葉ガニ」の産地としても知られています。松葉ガニはオスのズワイガニのことですが、大きさや身入りなどの厳しい基準に合格したタグ付きのカニになります。ぎっしり詰まったカニ身と濃厚なカニ味噌が味わえて贈答用にもおすすめですよ。
そして、山陰地方は北海道と比べて漁港の数が少ないため、1つの漁港に水揚げされたカニが集中する傾向があります。実際に漁港別では鳥取県の境港が全国一位のカニの水揚げ量を誇ります。鳥取のカニも美味しいので、食べたことのない人はぜひ試してくださいね。
鳥取のカニの旬
鳥取でカニが食べられる時期は以下の通りです。
松葉ガニ:11月~3月
紅ズワイガニ:9月~6月
松葉ガニは禁漁期間が定められている希少なカニなので旬の時期が短くなっています。一方、紅ズワイガニは長い間楽しめます。ただし、その中でも最も美味しいといわれるのは11月〜翌年2月なので、鳥取のカニは冬に楽しむのがおすすめです。
福井(北陸)のカニの特徴
北海道と山陰の間に位置する北陸も美味しいカニの産地です。北陸の中でもブランドガニである越前ガニが有名な福井県の情報を中心に紹介します。
福井で有名なカニの種類
福井県を含め、北陸地方ではズワイガニがよく水揚げされます。オスのブランドガニである越前ガニだけでなく、メスの「セイコガニ」や脱皮して間もない「水ガニ」も多く水揚げされます。
福井県の「越前ガニ」は松葉ガニと同様でタグが付いた厳選されたブランドガニです。また、越前ガニの歴史は古く、100年以上前から皇室に献上されてきました。
山陰の松葉ガニと越前ガニはどちらも同じズワイガニなので味に大きな違いはありません。水揚げ量の違いや歴史の古さから、越前ガニの方が少し高い価格で販売されることが多いです。
松葉ガニと越前ガニで迷う人はこちらの記事も参考にしてみてください。
松葉ガニvs越前ガニ | 味や値段、シーズンなど違いを徹底比較!
福井のカニの旬
福井県で水揚げされるカニの旬は以下の通りです。
越前ガニ:11月~3月
セイコガニ:11月~12月
水ガニ:2月~3月
福井のカニの旬も鳥取と同じ冬です。皇室へ献上される越前ガニは1月から2月にかけて選ばれますが、そのあたりがちょうど美味しい時期と言えるでしょう。
セイコガニと水ガニは漁期が1ヶ月ほどで水揚げ量も多くないのでほとんどが地元で消費されます。通販ではあまり流通しないので食べたい場合は旬の時期に現地へ行くのがおすすめです。
安くカニを購入するなら産地直送の販売店がおすすめ
カニを購入するのであれば、水揚げ量の多い産地がおすすめです。ただし、「カニの産地が近くにない」という人も多いのではないでしょうか。そんな人は産地直送でカニを届けてくれる通販サイトでの購入がおすすめです。お手頃価格で新鮮なカニが食べられますよ。
産地に店舗を構える販売店は、自社で品質の高いカニを厳選して仕入れられるので、美味しいカニが食べられます。また、中間業者を挟まないためコスパが良くて鮮度も安心です。北海道のカニを専門に扱う通販サイトや鳥取のカニを専門に扱う通販サイトなど様々なので、ぜひ産地直送の通販サイトを探してみてください。
産地直送のカニ通販なら専門店マルツ
マルツは、鳥取県境港にあるカニ専門の老舗で、境港は鳥取で一番カニの水揚げ量が多い全国有数の漁港です。
マルツは、50年以上の伝統と信頼を持つカニ専門店なので、美味しさと鮮度に優れたズワイガニ(松葉ガニ)や紅ズワイガニを安心して購入できます。
マルツのカニ通販には以下のような特徴があります。
プロの目利きによって厳選
この道30年以上の目利きのプロが長年の経験値から、みそや身入りが良く鮮度のいいカニ(A級)、そうでないカニ(B級)を1枚1枚選別しています。
11月〜12月のハイシーズンには1日に数百枚のカニをボイル、選別し、店頭に並べています。その専門店だからできる圧倒的な数が確かな質の担保に繋がっています。
独自の活〆ボイル製法
マルツの松葉ガニは「活」にこだわり、活きたままのカニを水で締めて茹で上げるのが特徴です。珍しい自社専用ボイル釜で、職人が塩加減や温度管理、茹で時間の調整をしながら丁寧に茹で上げます。脚切り防止で品質管理に繋がるのはもちろん、鮮度がいいカニを茹で上げる事で身が引き締まり甘みが増した味わいに仕上がります。
また、1度に500枚近くのカニを同じ釜で茹でるためカニの出汁が染み渡り、カニの旨味が詰まった味わいに仕上がります。カニの出汁でカニを茹でる専門店ならではの製法です。
当日発送が可能で鮮度が高い
マルツでは、仕入れから加工、販売まで自社一貫です。鮮度にこだわり、競りから1時間以内にボイルされ全国に発送されます。
活のカニもしっかりと氷を敷き詰めて鮮度維持をしているのでご安心ください。山陰地方に住んでいない方でも本場の新鮮なカニが食べられます。
まとめ
今回はカニの産地ごとの特徴やカニが美味しい県について紹介しました。カニの種類によって旬やおすすめの産地が変わるので、自分に合ったカニを選ぶ参考にしてみてください。
カニ専門店のマルツでは目利きのプロが厳選した鳥取県のカニを産地直送で全国にお届けしています。ブランドの松葉ガニやコスパ最強の紅ズワイガニをぜひ食べてみてください。
また、マルツではご家庭用におすすめな「訳あり」のカニも取り扱っています。ぜひ、お得な価格で新鮮なカニを楽しんでください。