カニの旬まとめ | カニの種類ごとの時期やベストシーズンを専門店が解説!
カニは冬の味覚と言われますが、すべてのカニが冬に旬を迎えるわけではありません。カニは種類ごとに食べられる時期が決まっているので、食べたいカニが決まっている人は時期に注意して購入しましょう。
日本でよく食べられているカニは「ズワイガニ」「タラバガニ」「毛ガニ」「花咲ガニ」「紅ズワイガニ」の5種類です。それぞれ旬の時期も産地も異なります。旬の時期のカニは、身が詰まって旨味も強いので絶品ですよ。
今回はカニ専門店のマルツが、カニのシーズンについて種類別に紹介します。カニの購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
カニのシーズン一覧表
カニは、種類ごとに旬の時期が異なります。これは、資源保護のためカニを水揚げできる時期が限られているからです。カニの種類を考えなければ1年中カニは流通していますが、種類によって味や食べられる部位が異なります。
特に、ズワイガニや花咲ガニは時期を逃してしまうと次に食べられるのは半年以上先になってしまうので、旬の時期を逃さないようにチェックしておきましょう。
カニの種類ごとの違いを詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
美味しいカニの種類は?カニ専門店が種類別に値段や味の違いについて解説!
ズワイガニの旬
ズワイガニの旬は11月〜3月です。毎年11月6日が解禁日となっており、初競りの様子がニュースや新聞で取り上げられます。冬に旬を迎えるカニなので、年末年始の集まりでカニ鍋やカニしゃぶにして食べられることも多いです。
ズワイガニは下記のとおり、産地ごとにブランド名で呼ばれますが、産地による旬の時期の違いはありません。
産地 |
ブランド名 |
山陰地方(鳥取県や島根県など) |
松葉ガニ |
福井県 |
越前ガニ |
石川県(金沢) |
加能ガニ |
新潟県 |
越後本ズワイガニ |
また、ズワイガニのメス(セコガニ)は11月~12月の2ヶ月間しか食べられません。甘くて身が詰まったズワイガニを食べたい人は時期を逃さないようにしましょう。
ズワイガニ(松葉ガニ)の味や値段について知りたい人はこちらの記事がおすすめです。
タラバガニの旬
タラバガニは、4月〜6月と11月〜2月の1年に2回シーズンが訪れるカニです。全体の水揚げ量の大半は4月〜6月が占めており、11月〜2月の水揚げ量はそこまで多くはありません。そのため、11月〜2月は価格が高騰しやすく、タラバガニを購入するなら4月〜6月がおすすめですよ。
日本では、北海道でしか水揚げされないので、日本で流通しているタラバガニの多くは海外産となっております。ふっくらした食感の国産のタラバガニを食べたい人は産地もしっかり確認しましょう。
タラバガニの味や値段について知りたい人はこちらの記事がおすすめです。
ズワイガニvsタラバガニどっちが美味しい?味や値段の違いを専門店が解説!
毛ガニの旬
毛ガニは、1年中食べられるカニですが、産地によってシーズンが異なるので購入する際は注意が必要です。
毛ガニは、岩手県や新潟県でも水揚げされますが、主な産地は北海道です。「北海道水産林務部総務課」によると、令和4年に約1,550トンの毛ガニが水揚げされる日本一の水揚げ量を誇っています。
北海道の中でも、下記のとおり産地によって、食べられる旬の時期が異なっています。
産地 |
時期 |
オホーツク海(網走、稚内など) |
3~6月(春) |
噴火湾 |
7~8月(夏) |
根室沖 |
9~12月(秋) |
日高沖 |
12~2月(冬) |
カニ味噌が美味しい毛ガニを食べたい人は、時期と産地に注意して購入するようにしましょう。
毛ガニの味や値段について知りたい人はこちらの記事がおすすめです。
毛ガニとは?美味しい食べ方や時期、ズワイガニとの違いを専門店が解説!
花咲ガニの旬
花咲ガニは、7月〜9月の夏に旬を迎える珍しいカニです。花咲ガニの産地は北海道の釧路と根室のみで、釧路では3月〜7月が旬の時期になります。
花咲ガニの味の特徴はズワイガニに似ているので、ズワイガニのシーズンを逃してしまった人にもおすすめのカニです。ただし、夏場はカニの鮮度管理が難しいため、花咲ガニを購入する際は産地直送で鮮度にこだわった販売店を選ぶようにしましょう。
花咲ガニの味や値段について知りたい人はこちらの記事がおすすめです。
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紅ズワイガニの旬
紅ズワイガニの旬は、9月〜6月と2ヶ月間をのぞいて、ほぼ1年中食べられます。他のカニと比べて価格が安く味も美味しいので、コスパの良いカニとして人気があります。特に、11月~2月は身入りが良いものも多く流通するのでおすすめの時期です。
紅ズワイガニの産地は、島根県〜北海道までの日本海沖です。農林水産省ホームページ「令和3年海面漁業生産統計調査」によると、日本一の水揚げ量は鳥取県となっています。鳥取県産の紅ズワイガニは、甘みが強くジューシーなカニ身が楽しめます。どのカニを購入するべきか悩んでしまう人にも、おすすめですよ。
紅ズワイガニの味や値段について知りたい人はこちらの記事がおすすめです。
カニの旬に関するよくある質問
カニが一番安い時期はいつですか?
カニをお得に購入したい人は、1月~2月が狙い目です。カニの相場は、需要と供給の関係で変動します。年末年始は需要が高まり、カニの価格も高騰傾向ですが、年明けから徐々に価格は安定してきます。
逆に、シーズンが始まった直後やシーズン終了間近は、水揚げ量が安定していないことが多く、価格は高騰傾向なので、安く購入したい人にはおすすめしません。
他にもカニをお得に購入する方法はいくつかあります。気になる人はこちらの記事を参考にしてください。
激安カニの購入ガイド | 安いカニを購入する方法5選とおすすめの訳ありカニを専門店が紹介!
カニのベストシーズンはいつですか?
カニは、冬がベストシーズンと言えるでしょう。冬に旬を迎える種類が多く、しっかりと身が詰まったカニが多く流通します。カニ鍋やカニしゃぶなど、カニ料理の相性からも冬がおすすめです。
また、カニの発送時の鮮度管理の面においても冬が安心です。カニは、鮮度が落ちやすく、少しの温度変化で味が落ちてしまいます。安くて美味しいカニを食べたい人は、時期や鮮度にこだわってカニを選びましょう。
カニのタラバとズワイどっちが美味しい?
比較されることの多い、タラバガニとズワイガニですが、味や食べられる部位が異なるので、自分に合ったカニを選びましょう。
タラバガニは、カニ身に弾力があり、味は淡泊ですが食べ応えのあるカニです。一方で、ズワイガニは、カニ身の旨味と甘みが強く、濃厚なカニ味噌も楽しめます。
どちらのカニを購入したらよいか悩んでしまう人はこちらの記事を参考にしてください。
ズワイガニvsタラバガニどっちが美味しい?味や値段の違いを専門店が解説!
カニ通販なら蟹専門店マルツ
マルツは、鳥取県境港にあるカニ専門の老舗で、境港は鳥取で一番カニの水揚げ量が多い全国有数の漁港です。
マルツは、50年以上の伝統と年間10万枚の販売実績を持つカニ専門店なので、美味しさと鮮度に優れたズワイガニ(松葉ガニ)や紅ズワイガニを安心して購入できます。
マルツのカニ通販には以下のような特徴があります。
プロの目利きによって厳選
これまで3,000万枚以上のカニを見てきたこの道30年の目利きのプロが長年の経験値から、みそや身入りが良く鮮度のいいカニ(A級)、そうでないカニ(B級)を1枚1枚選別しています。
11月〜12月のハイシーズンには1日に数百枚のカニをボイル、選別し、店頭に並べています。その専門店だからできる圧倒的な数が確かな質の担保に繋がっています。
独自の活〆ボイル製法
マルツの松葉ガニは「活」にこだわり、活きたままのカニを水で締めて茹で上げるのが特徴です。珍しい自社専用ボイル釜で、職人が塩加減や温度管理、茹で時間の調整をしながら丁寧に茹で上げます。脚切り防止で品質管理に繋がるのはもちろん、鮮度がいいカニを茹で上げる事で身が引き締まり甘みが増した味わいに仕上がります。
また、1度に500枚近くのカニを同じ釜で茹でるためカニの出汁が染み渡り、カニの旨味が詰まった味わいに仕上がります。カニの出汁でカニを茹でる専門店ならではの製法です。
産地直送で全国にお届け
マルツでは、仕入れから加工、販売まで自社一貫です。鳥取県境港で競りにかけられたカニは、1時間以内にボイルされ全国に発送されます。
当日発送も行っているので、高い鮮度を保ったままご自宅で本場の美味しいカニを食べられます。鮮度の高いカニを刺身で食べたり自分で調理したい人は「活」のカニ、調理不要で届いたらすぐにカニを楽しみたい人は「ボイル」のカニがおすすめですよ。
鮮度にこだわった美味しいカニをお求めの方はぜひ、マルツのオンラインショップをご利用ください。
まとめ
今回はカニの旬を種類別に紹介しました。カニは冬だけと思われがちですが、実は1年を通して様々なカニが旬を迎えます。自分が食べたいカニの旬をチェックして時期を逃さないようにしましょう。
カニ専門店マルツでは、鮮度にこだわった鳥取県産の「松葉ガニ」と「紅ズワイガニ」を販売しています。シーズン前から予約購入も受け付けているので、旬を逃したくない人にもおすすめですよ。
気になる方はぜひオンラインショップをチェックしてみてくださいね。