若松葉ガニとは?松葉ガニとの違いや美味しい食べ方をカニ専門店が解説!

若松葉ガニとは?松葉ガニとの違いや美味しい食べ方をカニ専門店が解説!

2024.8.01 コラム
若松葉ガニ

 

若松葉ガニは、松葉ガニと同じ種類のカニですが、違った特徴を持っています。水揚げされる期間も短く、松葉ガニに比べると漁獲量が少ないので、あまり馴染みのない人も多いでしょう。


今回は、カニ専門店マルツが若松葉ガニの特徴や美味しい食べ方について解説します。松葉ガニとの違いも紹介するので、ぜひカニ選びの参考にしてください。

 

若松葉ガニとは?

若松葉ガニとは、脱皮して半年以内のオスの松葉ガニ(ズワイガニ)のことを言います。産地では「水ガニ」とも呼ばれ、脱皮したばかりなので甲羅が柔らかいのが特徴です。漁獲規制で水揚げできるサイズが決まっているので、見た目の大きさは松葉ガニと変わりません。


松葉ガニと同様に、カニ身やカニ味噌を楽しむことができ、甘みが強く、水分が多いためジューシーな味わいがあります。安価な一方で、ほとんどが産地で消費されるため、市場に出回らない希少なカニと言えます。

若松葉ガニと松葉ガニとの違い

松葉ガニとは、山陰地方を中心に水揚げされるオスのズワイガニを指します。若松葉ガニと松葉ガニの一番の違いは身入りです。見た目では違いを判断するのは難しいですが、松葉ガニはしっかり身が詰まっているのに対し、若松葉ガニの身入りは松葉ガニに劣ってしまいます。


一方で、若松葉ガニには、松葉ガニにはない「みずみずしさ」や「身の柔らかさ」があるので、気になる人はぜひ食べ比べてみてください。


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若松葉ガニの時期

若松葉ガニの漁期は毎年2月の1ヶ月だけです。2月1日が解禁日で2月末には漁期が終了します。松葉ガニも水揚げ量が少ない希少なカニとして知られていますが、漁期は11月〜翌年3月なので、若松葉ガニは松葉ガニよりも流通量が少ないです。


なので、若松葉ガニを食べたい人は旬の2月に直接産地で食べるのがおすすめです。通販で販売されていることもありますが、若松葉ガニは水分が多く、鮮度が落ちやすいので産地直送や鮮度にこだわっている販売店で購入しましょう。

 

若松葉ガニの産地

若松葉ガニの産地は、松葉ガニと同じで山陰地方です。特に、鳥取県で多く水揚げされますが、県外に販売している店舗は少なく、地元を中心に販売されています。


産地でとれたての美味しい若松葉ガニを食べたい人は、鳥取県の境港や賀露港がおすすめです。漁港に併設された市場で水揚げされたばかりの若松葉ガニが楽しめますよ。

 

若松葉ガニの値段

若松葉ガニの値段は1匹2,000〜5,000円です。松葉ガニは1匹12,000〜28,000円が相場になるので、若松葉ガニのほうがリーズナブルにカニを楽しめます。そのため、松葉ガニを食べてみたいけど、値段がネックになっている人にもおすすめです。


ただし、松葉ガニと比べて身入りは少ないので、1匹だと満足感が得られない可能性があります。一人前300g~500gが目安になるので、若松葉ガニの場合、少し多めに購入すると安心です。


松葉ガニを安く食べたいと考えている人は、同じく甘みが強くてジューシーな紅ズワイガニや訳ありの松葉ガニもおすすめですよ。


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若松葉ガニの美味しい食べ方

若松葉ガニは、加熱してもカニ味噌が固まらないため、カニ身とカニ味噌をわけて調理するのがポイントです。若松葉ガニの美味しい食べ方を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

若松葉ガニの茹で方と捌き方

若松葉ガニと松葉ガニでは、茹で方や捌き方が異なるので注意が必要です。松葉ガニは、カニ丸ごとを鍋で茹でてから捌きますが、若松葉ガニは茹でる前に捌く必要があります。


若松葉ガニは、カニ味噌を一緒に茹でると、カニ身にカニ味噌の色が付いてしまうので、脚の部分とカニ味噌をわけて調理しなくてはいけません。そのため、茹でる前にカニ味噌を胴体から外しておきましょう。ふんどしを外して、脚を片方ずつ上に持ち上げて、折るように肩から外すと綺麗に脚とカニ味噌にわけられますよ。


脚の部分は、再沸騰してから5〜7分を目安に茹でて、カニ味噌は水分をザルでこしてから、甲羅焼きにするのがおすすめです。

若松葉ガニのおすすめレシピ

若松葉ガニの調理方法は、松葉ガニと同様で茹でたり焼いたりして、美味しく食べられます。なかでもおすすめは、カニしゃぶです。若松葉ガニは水分が多いため身離れしやすく、カニしゃぶにぴったりです。


新鮮な若松葉ガニは、刺身でも食べられますが、松葉ガニに比べると身入りが劣るため、少し物足りなく感じるかもしれません。カニしゃぶであれば、カニの出汁で他の具材も美味しく食べられるので、カニの旨味を余すところなく堪能できますよ。


美味しいカニしゃぶの作り方はこちらの記事を参考にしてください。


カニしゃぶの美味しい作り方 | カニ専門店が蟹しゃぶのレシピや材料の選び方を紹介!


松葉ガニ通販ならカニ専門店マルツ

マルツは、鳥取県境港にあるカニ専門の老舗で、境港は鳥取で一番カニの水揚げ量が多い全国有数の漁港です。


マルツは、50年以上の伝統と信頼を持つカニ専門店なので、美味しさと鮮度に優れたズワイガニ(松葉ガニ)や紅ズワイガニを安心して購入できます。


マルツのカニ通販には以下のような特徴があります。

プロの目利きによって厳選

カニ 目利き

 

この道30年以上の目利きのプロが長年の経験値から、みそや身入りが良く鮮度のいいカニ(A級)、そうでないカニ(B級)を1枚1枚選別しています。


11月〜12月のハイシーズンには1日に数百枚のカニをボイル、選別し、店頭に並べています。その専門店だからできる圧倒的な数が確かな質の担保に繋がっています。

独自の活〆ボイル製法

活締めボイル カニ

 

マルツの松葉ガニは「活」にこだわり、活きたままのカニを水で締めて茹で上げるのが特徴です。珍しい自社専用ボイル釜で、職人が塩加減や温度管理、茹で時間の調整をしながら丁寧に茹で上げます。脚切り防止で品質管理に繋がるのはもちろん、鮮度がいいカニを茹で上げる事で身が引き締まり甘みが増した味わいに仕上がります。


また、1度に500枚近くのカニを同じ釜で茹でるためカニの出汁が染み渡り、カニの旨味が詰まった味わいに仕上がります。カニの出汁でカニを茹でる専門店ならではの製法です。

当日発送が可能で鮮度が高い

当日発送 カニ

 

マルツでは、仕入れから加工、販売まで自社一貫です。鮮度にこだわり、競りから1時間以内にボイルされ全国に発送されます。


活のカニもしっかりと氷を敷き詰めて鮮度維持をしているのでご安心ください。山陰地方に住んでいない方でも本場の新鮮なカニが食べられます。


まとめ

今回は、若松葉ガニの特徴や美味しい食べ方について紹介しました。松葉ガニよりも安価に購入できるので、安く松葉ガニを食べたい人にぴったりです。


一方で、しっかり詰まったカニ身と上品な甘みを味わいたい人はやはり松葉ガニがおすすめです。松葉ガニもお得な訳あり品であれば相場よりも2~3割安く購入できるので、ぜひ検討してみてください。


毎年9月~翌年6月まで、長い期間楽しめる紅ズワイガニもおすすめです。ぜひ、オンラインショップをチェックしてみてくださいね。


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