ズワイガニ(松葉ガニ)の栄養成分は?健康効果も解説!

ズワイガニは美味しいだけでなく、栄養素が非常に高い食材です。カロリーも低いためダイエット中の方でも気兼ねなく食べられます。
本記事では、具体的にズワイガニにどのような栄養素が含まれているのかや、健康効果について解説します。ダイエット中の方やお肌が気になる方必見です!
ズワイガニの主な栄養素一覧
栄養素 |
効果 |
ビタミンB1 |
疲労回復 / ストレス軽減 |
ビタミンB2 |
皮ふや粘膜の健康維持 |
ナイアシン |
皮ふや粘膜の健康維持 / 脳神経を正常に働かせる |
パントテン酸 |
動脈硬化の予防 / ストレスの軽減 |
葉酸 |
体の発育に重要なビタミンで貧血防止にも効果あり |
ビタミンB12 |
貧血や神経系統を健康に保つ |
アスタキサンチン |
眼精疲労の改善 / 動脈硬化の予防 / 疲労回復など |
カルシウム |
強い歯や骨をつくる / 筋肉の収縮や神経を安定させる |
カリウム |
むくみ改善 / 高血圧予防 / 筋肉を正常に保つ |
タウリン |
疲労回復 / 糖尿病の予防 / 血圧の維持 |
このようにズワイガニには健康維持や美容に役立つ栄養素が多く含まれています。また特徴的なのは多くの栄養素が水溶性であることです。例えば、ナイアシンやパントテン酸、タウリンなどの栄養素は水に溶ける性質があります。そのため、ズワイガニを食べる際は冬野菜と一緒に鍋にして食べると余すところなく栄養が取れておすすめです。
非常に栄養価の高いズワイガニですが、含まれるプリン体やカリウムの過剰摂取は下痢を引き起こす原因になります。食べ過ぎには注意しましょう。
注目すべき栄養素トップ3
ご紹介した栄養素の中でもズワイガニならではの注目すべき栄養素を3つご紹介します。
赤血球をつくるビタミンB12
ズワイガニにはビタミンB12が豊富に含まれています。他にもレバーやしじみにも含まれる栄養素です。ビタミンB12は赤血球をつくるのに欠かせません。赤血球が正常につくられることで貧血や肩こりの予防に役立ちます。
カニを含む魚介類に多く含まれるビタミンB12ですが、特にズワイガニはビタミン12が豊富に含まれているのが特徴です。
強い抗酸化力のアスタキサンチン
カニやエビは茹でると赤くなる特性があります。これはカニに含まれるアスタキサンチンによるものです。アスタキサンチンには強い「抗酸化力」がある非常に優秀な栄養素です。
抗酸化とは、簡単にいうと体が酸化しないように抑制することでリコペンやβカロテンなども抗酸化力があることで知られています。ただし、アスタキサンチンの抗酸化力はリコペンの1.6倍、βカロテンの4.9倍とトップクラスの抗酸化力を持ちます。
この抗酸化力によって、血管が健康に保たれ免疫力が高まります。ズワイガニはアスタキサンチンを効率的に摂取できる数少ない食材の1つです。
肝臓の働きを助けるタウリン
栄養ドリンク剤のイメージが強いタウリンですが、ズワイガニにも豊富に含まれています。タウリンは肝臓の働きを助けるため、結果として疲労回復や糖尿病予防にもつながります。
栄養補助食品の活用も良いですが、摂り過ぎによる健康被害も考えられるのでできる限り食材から栄養を取れるとよいでしょう。
ズワイガニの健康効果は?
ここからはズワイガニを食べることで得られる健康や美容の効果についてより具体的に解説していきます。
ダイエットに最適
ズワイガニは高タンパクで低カロリーなのでダイエットに最適です。それだけでなく、ダイエットに役立つ栄養素を多く摂取できます。
例えば、アスタキサンチンは脂肪燃焼の効果があるため体脂肪率の低下を促進し、筋肉痛を和らげる効果もあるのでトレーニング中の方にも相性が良いです。
ダイエット中の方は栄養が偏りやすいですが、ズワイガニであればタンパク質を摂取しながら必要な栄養素をカバーできるためダイエット食材としても注目されています。
美肌効果(アンチエイジング)
これまでご紹介してきた「アスタキサンチン」はアンチエイジング成分としても有名です。抗酸化力は老化の原因となる活性酸素を除去するので、シミやシワを予防する効果があります。
他にも、ビタミンB2やナイアシンは血行を良くするので、細胞の生まれ変わりを促進する効果も期待できます。
このようにズワイガニはお肌の老化予防ができ、肌細胞を常に最新の状態で維持できるので肌の不調が気になる方やアンチエイジングを気にされる方にはおすすめです。
疲労軽減の効果
ズワイガニは体調面でも精神面でも疲労回復の効果のある栄養素が多く含まれているのが特徴です。
ストレスを緩和する栄養素としてはタンパク質やビタミンB群、カルシウムなどが知られていますが、どれもズワイガニには豊富に含まれています。
体調面では、アスタキサンチンによる筋疲労の軽減や眼精疲労の改善、タウリンによる疲労回復などの効果が期待できます。
疲労軽減の効果が高いので、仕事や勉強で頑張ったご褒美としてズワイガニを食べるのも良いですね。
生と茹での栄養素の違い
ズワイガニを生で食べるときと茹でたときで栄養素に違いはあるのでしょうか?どうせなら栄養素が高い食べ方で楽しみたいですよね。
生のまま食べる場合と茹でた場合の栄養素の違いは以下のとおりです。
食品(100g当たり) |
エネルギー |
たんぱく質 |
脂質 |
炭水化物 |
ずわいがに/生 |
59kcal |
13.9g |
0.4g |
0.1g |
ずわいがに/ゆで |
65kcal |
15g |
0.6g |
0.1g |
栄養素によって異なるので一概には言えませんが、エネルギーやタンパク質などは茹でた方が栄養素が高いことがわかります。ズワイガニまるごと茹でるのは大きな鍋が必要なため大変ですが、茹でてあるカニを購入すれば手間が省けて茹で具合もちょうど良い状態のカニを美味しく食べられます。
ズワイガニ(松葉ガニ)通販ならマルツ
松葉ガニを手軽に購入したいなら、「マルツ」の通販がおすすめです。マルツは、鳥取県境港にあるカニ専門の老舗で、境港はカニとクロマグロの水揚げが日本一の漁港です。
マルツは、50年以上の伝統と信頼を持つカニ専門店なので、美味しさと鮮度に優れた松葉ガニを安心して購入できます。
マルツの松葉ガニには以下のような特徴があります。
プロの目利きによって厳選
この道30年以上の目利きのプロが長年の経験値から、みそや身入りが良く鮮度のいいカニ(A級)、そうでないカニ(B級)を1枚1枚選別しています。
11月~12月のハイシーズンには1日に数百枚の松葉ガニをボイル、選別し、店頭に並べています。その専門店だからできる圧倒的な数が確かな質の担保に繋がっています。
独自の活〆ボイル製法
マルツの松葉ガニは「活」にこだわり、活きたままのカニを水で締めて茹で上げるのが特徴です。珍しい自社専用ボイル釜で、職人が塩加減や温度管理、茹で時間の調整をしながら丁寧に茹で上げます。脚切り防止で品質管理に繋がるのはもちろん、鮮度がいいカニを茹で上げる事で身が引き締まり甘みが増した味わいに仕上がります。
また、1度に500枚近くのカニを同じ釜で茹でるためカニの出汁が染み渡り、カニの旨味が詰まった味わいに仕上がります。カニの出汁でカニを茹でる専門店ならではの製法です。
当日発送が可能で鮮度が高い
マルツでは、仕入れから加工、販売まで自社一貫です。鮮度にこだわり、競りから1時間以内にボイルされ全国に発送されます。そのため、山陰地方に住んでいない方でも本場の新鮮な松葉ガニが食べられます。
まとめ
本記事では、ズワイガニの栄養素や健康効果について解説しました。ズワイガニはダイエットにも美容にも健康にも役に立つ万能な食材です。
栄養素を活かすためにも「茹でガニ」や「カニ鍋」の食べ方がおすすめです。マルツの松葉ガニであれば、新鮮なため栄養素が高い状態で食卓まで届きます。
高級なイメージのある松葉ガニですが、マルツでは松葉ガニの小が15000円から販売されており、脚が取れているなどの訳あり品の販売もあるのでお得に松葉ガニを購入できます。
鮮度と品質にこだわるマルツの松葉ガニ、ぜひ一度ご賞味ください。