カニ醤油とは?おすすめレシピや通販で人気な商品4選を紹介!

日本人にとって醤油は欠かせない調味料の1つです。普段からよく使う調味料なので、美味しいものにこだわりたいという人も多いのではないでしょうか。
今回は、近年注目されているカニ醤油(カニ出汁醤油)についてご紹介します。「気になっていたけど、使い方がわからない。」「いろいろ商品があるから、どれがいいのかわからない。」など気になる疑問にお答えします。ぜひ、今回紹介するおすすめ商品やレシピを参考にカニ醤油を食卓に取り入れてみてください。
カニ醤油とは?
本記事で紹介するカニ醬油は「原材料にカニが含まれる醤油」です。「カニ醤油」と調べると大分県臼杵市にある「カニ醤油合資会社」が出てきます。
カニ醤油合資会社さんは、慶長5年(1600年)創業の老舗味噌・醤油蔵です。「黒だし番長」や「味噌ソフト」が人気のお店ですが、カニ醤油合資会社さんの醤油にはカニが原材料に含まれていません。屋号の鑰屋(かぎや)が現在の社名の由来のようです。
カニを原材料に含む「カニ醤油」は、一般的に出汁醤油タイプが多く店頭に並んでいます。厳密に言うと出汁醤油は醤油とは異なり、醤油加工品の位置付けです。醤油と比べて塩分が7%ほど低く、出汁の風味が加えられているため、まろやかな味になります。
料理にカニ醤油を使うだけで、本格的な味わいを楽しめますよ。
カニ醤油のおすすめ4選
今回は、おすすめのカニ醤油を4つ紹介します。カニ醬油は各社のこだわりが詰まっており、味も異なるため、用途や好みに合わせて探すのがポイントです。
ぜひ参考にして、自分にピッタリのカニ醬油を見つけてください。
蟹の恵み(寿製菓)
1つ目のおすすめカニ醤油は寿製菓の「蟹の恵み」です。寿製菓は1952年に創業した老舗の和洋菓子メーカーです。時代の嗜好に合わせた商品を製造・販売しています。
寿製菓は8つのブランドを展開しており、そのうちの1つである「山陰やおよろず本舗」でカニ醬油を提供しています。寿製菓のカニ醬油は、蟹エキス、黒酢、鰹・昆布エキスがぎゅっと詰まっており、豊かな風味が人気の理由です。
TBSラジオ「伊集院光 深夜の馬鹿力」でも「お湯で15倍薄めて飲むだけで美味しい!」と紹介されました。実際に使った人は以下のような口コミをしています。
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本当に蟹!蟹!です。感激です!!
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これをご飯にかけるだけでご飯がすすむし、卵焼きにかければかに玉になる
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お湯で薄めるだけでスープになって美味しいです。雑炊もおすすめです!
蟹の風味を感じられて、様々な料理に使えるのが特徴です。販売価格は1本1,512円〜となっています。(2025年時点楽天市場価格)
蟹味噌醤油(魚商 小田原六左衛門)
魚商 小田原六左衛門の「蟹味噌醤油」も人気のカニ醤油です。小田原六左衛門は、江戸時代から続く老舗の魚商です。
小田原六左衛門の「蟹味噌醤油」はワタリガニの蟹味噌をふんだんに使用しており、料理に濃厚な旨味をプラスしてくれます。ワタリガニは強い旨味が特徴のカニです。胴体の身や蟹味噌を楽しむのにピッタリなカニとして知られています。
味わい深い「蟹味噌醤油」は、炒飯や雑炊など料理のアクセントとして人気な商品です。ご家族や友人へのギフトとしても喜ばれています。販売価格は100gで1,080円(税込)となっています。(2025年時点公式HP価格)
ワタリガニの特徴についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
ワタリガニ(ガザミ)とは?特徴やおすすめレシピをカニ専門店が解説!
越前かに出汁つゆ(古村醤油)
古村醤油の「越前かに出汁つゆ」も人気のカニ醤油です。江戸時代創業の古村醤油は、越前ガニの産地である福井県に製造元を構えています。
「越前かに出汁つゆ」は、越前がにの茹で汁を隠し味に加えた甘口の出汁醤油です。ほんのりカニの香りがしながらも、強すぎないように絶妙なバランスで作られており、様々な料理に応用できます。
福井県の特産物を使った「越前かに出汁つゆ」は、地元の方だけでなく、県外からのお取り寄せも多いようです。実際に購入した方は「カニ好きにはたまらない。これはうまい。」とレビューしています。販売価格は180mlで734円(税込)となっています。(2025年時点公式HP価格)
越前ガニの特徴についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
松葉ガニvs越前ガニ | 味や値段、シーズンなど違いを徹底比較!
蟹屋のかに出汁醤油(マルツ)

マルツの「蟹屋のかに出汁醤油」は、カニ専門店が自信を持って提供するカニ醤油です。マルツは鳥取県のカニ専門店で、鮮度と品質にこだわったカニ商品を展開しています。
「蟹屋のかに出汁醤油」は、カニをボイルする際に出るゆで汁をふんだんに使っています。老舗醤油屋の職人が作った醤油とブレンドし、カニの旨味が詰まった味に仕上がっているのが特徴です。まさに醤油のプロとカニのプロによる他にない一品です。
元々紅ズワイガニをボイルして捨てられていたゆで汁を活用しようと、誕生したのが「蟹屋のかに出汁醤油」です。カニの恵みを存分にお客様に届ける使命のもと、生まれた商品と言えるでしょう。
「蟹屋のかに出汁醤油」によって、いつもの料理が、まるで料亭の味のように美味しく仕上がりますよ。ぜひ一度試してみてください。販売価格は360mlの2本セットで1,200円(税込)となっています。(2025年時点公式HP価格)
カニ醤油のおすすめレシピ
今回は、簡単に作れる「だし巻きたまご」と「炊き込みご飯」のレシピを紹介します。普段から食べている料理でも、カニ醬油を使うと深い味わいを出せるので、ぜひ試してみてください。
だし巻きたまごのレシピ
材料(2人分)
卵:2個
カニ醤油:小さじ1
砂糖:小さじ1
みりん:小さじ1
作り方
①卵を混ぜる
卵をボウルに入れ、空気が入らないように気を付けながら溶きます。
※通常は出汁をとる作業がありますが、出汁醤油を使えば不要です。
②材料を混ぜる
溶いた卵にカニ醤油・砂糖・みりんを入れてまんべんなく混ぜます。この時に泡立て器を使うと、均等に混ざりやすくなります。
③焼く準備
フライパンを熱して、油を適量ひきます。丸いフライパンでも作れますが、きれいな形にこだわりたい方は卵焼き用の四角いフライパンがおすすめです。
④だし巻たまごを焼く
材料の1/3程度をフライパンに流し入れ、中火で半生になるまで焼きます。半生になったら、奥から手前にたたむように焼きます。再度フライパンに油をひき、材料を入れて同様に焼いて巻きます。材料がなくなるまで数回繰り返して完成です。
刻みネギや紅ショウガを入れたアレンジも美味しくておすすめですよ。
炊き込みご飯のレシピ
材料(2人分)
米:1合
鶏もも肉:100g
たけのこ(水煮):100g
しょうが:1かけ
カニ醤油:大さじ1
酒:大さじ1/2
みりん:大さじ1
塩:少々
水:1合分(200cc)
作り方
①材料を切る
鶏肉を1㎝の角切りにする。たけのこを食べやすい大きさに切り、しょうがは千切りにする。炊き込みご飯に入れる材料は小さめに切るのがおすすめですよ。
②炊飯器で混ぜる
炊飯器の内釜に米と調味料を入れて、水を釜の1合分のメモリまで入れます。調味料が混ざるように、全体的に混ぜ合わせます。最後にお米を平らに整えてください。
③材料を並べる
お米の上に、鶏もも肉・たけのこ・しょうがを並べます。平らにして、普段お米を炊くのと同様の設定で炊飯スタートです。炊きあがったら、しゃもじでざっくりと混ぜて完成です。
今回は、鶏肉とたけのこの炊き込みご飯レシピを紹介しましたが、ぜひ鮭やきのこなど季節に合わせた具材で試してみてください。
カニ通販なら蟹専門店マルツ
マルツは、鳥取県境港にあるカニ専門の老舗で、境港は鳥取で一番カニの水揚げ量が多い全国有数の漁港です。
マルツは、50年以上の伝統と年間10万枚の販売実績を持つカニ専門店なので、美味しさと鮮度に優れたズワイガニ(松葉ガニ)や紅ズワイガニを安心して購入できます。
マルツのカニ通販には以下のような特徴があります。
プロの目利きによって厳選

これまで3,000万枚以上のカニを見てきたこの道30年の目利きのプロが長年の経験値から、みそや身入りが良く鮮度のいいカニ(A級)、そうでないカニ(B級)を1枚1枚選別しています。
11月〜12月のハイシーズンには1日に数百枚のカニをボイル、選別し、店頭に並べています。その専門店だからできる圧倒的な数が確かな質の担保に繋がっています。
独自の活〆ボイル製法

マルツの松葉ガニは「活」にこだわり、活きたままのカニを水で締めて茹で上げるのが特徴です。珍しい自社専用ボイル釜で、職人が塩加減や温度管理、茹で時間の調整をしながら丁寧に茹で上げます。脚切り防止で品質管理に繋がるのはもちろん、鮮度がいいカニを茹で上げる事で身が引き締まり甘みが増した味わいに仕上がります。
また、1度に500枚近くのカニを同じ釜で茹でるためカニの出汁が染み渡り、カニの旨味が詰まった味わいに仕上がります。カニの出汁でカニを茹でる専門店ならではの製法です。
産地直送で全国にお届け

マルツでは、仕入れから加工、販売まで自社一貫です。鳥取県境港で競りにかけられたカニは、1時間以内にボイルされ全国に発送されます。
当日発送も行っているので、高い鮮度を保ったままご自宅で本場の美味しいカニを食べられます。鮮度の高いカニを刺身で食べたり自分で調理したい人は「活」のカニ、調理不要で届いたらすぐにカニを楽しみたい人は「ボイル」のカニがおすすめですよ。
鮮度にこだわった美味しいカニをお求めの方はぜひ、マルツのオンラインショップをご利用ください。
まとめ
今回は、カニ醬油のおすすめ商品や人気のレシピについて紹介しました。カニの風味が強すぎて料理には使いづらいのではないかと考える人もいるかもしれませんが、醤油やその他の出汁とブレンドされてマイルドになっているので、普段の料理にも使いやすいです。
出汁を一からとるのは大変ですが、カニ醤油を使えば簡単に料亭のような味わいを再現できるので、ぜひ試してみてください。
カニ醬油にもいくつか種類がありますが、カニの旨味をしっかりと感じたい人はカニ専門店マルツの「蟹屋のかに出汁醤油」がおすすめです。
オンラインショップから購入できるので、ぜひチェックしてみてください。